未来予測チャートの実力を比較・検証

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未来予測チャートとは

FX会社によって「形状予測チャート」「形状比較チャート」とか、呼び方が違い場合もあるんですが、要は現在のチャートと過去の類似したチャートの形状を比較して将来の値動きを予測するツールのことです。
トレンドの変換期等にはメール等の売買シグナルを出す機能もあります。
視覚的にとてもわかり易いので、利用している人も多いと思いますし、ボクもよく利用しています。
今回は「FXトレード・フィナンシャル」、「FXプライム」、「セントラル短資FX」のツールについてその実力の比較・検証をしてみたいと思います。

FXTF未来チャート

FXTF 未来チャート

FXトレード・フィナンシャルのサービスです。
もともとバイナリーオプションの予測に利用するためのサービスらしいんですが、通常のFXトレードにも十分利用できるもので、表示もとても見やすいと思います。
百分率で表示される「傾向予測」はとても役に立ちます。
時々「100%」が表示されることがあり、その場合の的中率は経験上かなり高いです。
また「1分足」のチャートが用意されていることで、スキャルピングをする場合は参考になると思います。

★利用できる足:1分,5分,15分,30分,1時間

動画による解説はコチラ

また、FXTFには「オートチャーティスト」というサービスがあります。

こちらもかなり使えるツールだと思います。詳しくは後ほど。

ぱっと見テクニカル

ぱっと見テクニカル
FXプライムのサービスです。
特徴としては、最大12年分のチャートの中から現在のチャート形状に一致率の高いものを瞬時に選び出して、今後の相場の動きを予想することができることだと思います。
細かい設定はこのサービスが一番充実していると思います。

★利用できる足:10分,15分,20分,30分,30分,1時間,2時間,4時間,8時間,日足,週足,月足

動画による解説はこちら

みらいチャート

セントラル短資FX みらいチャート

セントラル短資FXのサービスです。
前述の2つと比較すると、分析できる足の数は最も少ないです。

最も特徴的なのは、複数の通貨ペアの将来予測が一目で可能なことだと思います。
また、分析の結果がシンプルに「買」「売」「中立」の3種類で表示されるのでとてもわかり易いと思います。

★利用できる足:5分,30分,1時間,日足,週足

動画による解説はこちら

チャートの検証

上の3つはそれぞれ2013/08/13の22:30時点での30分足のチャートです。
予測は各チャートで大きく違います。

FXTF未来チャートの傾向予測は下降80%となっており、下げ予想です。

ぱっと見テクニカルは、最近似、第2近似、第3近似すべてが上げ予想となっています。

セントラル短資FXのみらいチャートは判定が「買」と表示されているので上げ予想です。

で、半日後、2013/08/14の11:00時点のチャートはこのようになりました。
chart

36時間後のチャートはこんな感じです。
未来チャート検証
横ばいか・・・やや下げという感じでしょうか?

3つのうちだとFXTF未来チャートが一番近いかな?って感じです。

今回の場合、判断が難しい局面での予測だったので分析結果がバラバラだったかもしれませんが、これまでの経験だと、3つのチャートが同じ予測を示すことがあります。
そんな時はほぼ90%以上の確率で予想が当たるような気がします。

いずれのツールもそれぞれ特徴があるので、うまく利用すれば裁量トレードをする場合はかなり参考になるのではないでしょうか。

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